· 

生活が苦しく子どもの教育を考える余裕がない方へ

「生活が苦しく子どもの教育を考える余裕がない、どうしたらよいかわからない」と悩んでいる方はいませんか。子どもにしっかりした教育を与えたいですよね。

 

そんな方にこの記事では「子どもの学習・生活支援事業」について解説します。この記事を最後まで読めば「子どもの学習・生活支援事業」の概要が理解できます。制度の利用を検討する際、参考にしてみてください。

目次

・「子どもの学習・生活支援事業」とは

・対象となる人

・支援の内容

・利用方法

・まとめ

「子どもの学習・生活支援事業」とは

「子どもの学習・生活支援事業」とは、貧困家庭の子どもが十分な教育を受けず、そのことで不安定な職業につき貧困になる。そうした親から子どもへの貧困の連鎖を防止するための制度です。

対象となる人

対象となる人は、生活困窮世帯、生活保護受給世帯の子どもと親です。

支援の内容

 支援の内容は次のとおりです。

 

学習支援

 

 学習環境が整っていない、学習に遅れが生じている子に学習支援を行います。

 

  具体的には

 ・個別やグループでのサポート、学校の勉強の復習、フォローアップ、学習の習慣づけ、学び直し

 ・学習指導員等の家庭訪問による学習支援

 ・学習を行うための場所の提供などです

 

 

生活支援

 

 生活支援は子どもと大人に行われます。

 

 a.子どもに向けた支援

    

    子どもが安心できる居場所、学習の前提となる生活習慣の確立、社会性を育成するなどを行うことで子

   どもの心身を健全に発達する支援をします。

   

   ・「学習・生活支援事業」の実施スペース等を活用して、子どもが支援員等へ相談ができる、あるいは

    子ども同士での交流ができる場所を提供

 

 

 b.生活習慣の確立

 

   ・居場所づくりの場や家庭訪問時における後片付け、整理整頓、手洗い、うがい等の健康管理の習慣

    づけ

 

   ・必要に応じた医療機関への受診を勧める

 

   ・日用品の使い方や身だしなみに関する助言など

 

 

 c.社会性の育成

 

   ・日常生活における挨拶や言葉遣いに関する助言

 

   ・時間や居場所におけるルールを守ること、学習教室等への欠席の事前連絡や他の子どもとの接し方に

    対する助言など

 

 

 d.進学、就職の支援

 

  ・進学、就職に向けた相談、奨学金などの情報提供

 

  ・職場体験

 

  ・社会保障制度や金銭管理など社会生活を行うための助言

 

  ・高校の中退防止

 

 

 e.保護者に対する支援

 

  ・子どもの教育の重要性、子どもとのかかわり方を理解してもらう相談、支援をします。

 

  ・子どもの養育に必要な知識の提供

 

  ・子どもへの教育の必要性、家事や子育てに関すること、子どもとの接し方などに関する助言、電話相談

   や親同士が悩みを打ち明ける交流会など

 

  ・教育や進路選択に必要な相談支援

 

  ・子ども及びその保護者に対する進学、就職の相談

 

  ・就学援助費、教育支援資金、奨学金などの情報提供

 

 

 d.巡回支援

 

  ・家庭訪問や保護者面談を行い子どもの学習状況の確認

 

  ・保護者の悩みを聞く

 

  ・必要に応じて自立相談支援事業の各種支援策の情報提供、利用を勧め、必要な助言をする 

利用方法

利用方法は自立相談支援機関に相談することです。自立相談支援機関は生活困窮者の相談を受け、必要な情報の提供、助言、その他の自立に必要な支援をします。

 

自立相談支援機関は自治体が運営したり、自治体の委託を受けた社会福祉協議会、社会福祉法人などが行います。

 

 参考:「生活困窮者自立支援制度」厚生労働省

まとめ

「子どもの学習・生活支援事業」について解説してきました。経済的な理由で子どもの教育に悩んでいる方は相談先として考えてみてください。