在宅重度身体障害者訪問診査について

身体に重い障害があるため、日常生活に著しい支障がある方に向けた公的サービスに在宅重度身体障害者訪問診査があります。この記事では在宅重度身体障害者訪問診査についてお伝えします。

目次

・在宅重度身体障害者訪問診査とは

・訪問診査の対象

・実施内容

・問い合わせ先

・まとめ

在宅重度身体障害者訪問診査とは

在宅重度身体障害者訪問診査とは、在宅で生活している重度の身体障害のある人で、日常生活に著しい支障があり、外出することが困難な人のために医師・看護師・身体障害者福祉士等を派遣し、訪問診査及び看護法の指導、補装具の支給判定、健康相談等を行います。

訪問診査の対象

訪問診査の対象は、歩行困難等のため身体障害者更生相談所が実施する巡回相談に参加することが困難な在宅重度身体障害者であって、身体的・地理的条件等により、受診の機会が少ない方です。

実施内容

実施内容は次の通りです。

 

1.診査事項

  全身状態(健康状態、栄養状態)及び障害局所の診断

 

2.助言・指導事項

 ・訓練器具等の利用方法及び歩行、背屈、寝返り、ほふく、手指動作、変形矯正等の実地指導

 ・マッサージ、自動運動、床ずれの手当、入浴、洗髪等家庭でできる手当、看護指導

 ・身体障害者福祉法及び他方に基づく各種の更生援護指導

 ・その他必須事項

 

3.評価事項

 ・諸関節の動き

 ・麻痺側知覚及び視聴覚の状況

 ・筋力及び握力の程度、朽ち度

 ・日常生活動作(ADL)の状況

問い合わせ先

問い合わせ先は、市区福祉事務所または町村福祉担当課になります。

まとめ

在宅重度身体障害者訪問診査についてお伝えしました。ご利用を考えている方は参考にしてみて下さい。